物事や行動する際に決める方向性を表す言葉には「方針」や「スローガン」があります。
この記事では、「方針」と「スローガン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「方針」とは?
「方針」とは方位磁石の磁針を表す言葉であり、この道具は航海や位置の特定など様々な場面で使われています。
「方針」はこれ以外にも物事が進む方向を表す意味があり、計画や仕事を実行する際の方向性を表す時に使います。
「方針」は英語で“policy”や“plan”であり、「ポリシー」や「プラン」も色々な場面で使うことが可能です。
「スローガン」とは?
「スローガン」は英語で“slogan”と書く言葉であり、団体や組織、運動における主義や主張を端的に表した文章や語句を表します。
「スローガン」は政治的な内容から商業的なものなど幅広く使われており、特に商業で使われるものは「キャッチコピー」と呼ばれています。
「スローガン」は紙やイラストに書かれるものから、集会などで掛け声として使われるものが多く、後者は「シュプレヒコール」という表現で有名です。
「方針」と「スローガン」の違い
「方針」は物事や計画の際に用いられる方向性を示したものであり、仕事の場面でもよく使われています。
「スローガン」は団体や組織が主義主張を端的に表す時に使う言葉であり、口にしやすく覚えやすいのが特徴です。
「方針」の例文
・『今年の方針は運動習慣を付けることと続けることに決まりました』
・『今期の方針として挙がった内容はかなり堅実なものであり、個人的には賛成したいと思いました』
「スローガン」の例文
・『運動会のスローガンを作っていますが、中々センスのいいものが作れません』
・『労働組合のスローガンを叫ぶ人々が会社の前に集まっています』
まとめ
「方針」は物事や計画の方向性を表すものであり、計画や仕事で使います。
「スローガン」は主義主張を端的に表した文章や語句を表す言葉です。