この記事では、「早急」と「即急」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「早急」とは?
早く急いでいることを「早急」【さっきゅう】といいます。
「早急に返答願います」となるべく早く連絡が欲しいという気持ちを伝えられるとき使われている言葉です。
また、「早急な対応に感謝します」と早いやり取りにお礼を伝えます。
このように職場では早く論議する、対策が迫られているとき使うわけです。
このように、急ぎの用事があるため相手に早く対応して欲しいと伝えたり、怪我した際に治療してもらいたいと伝えます。
「即急」とは?
周囲を見て、何をどのように早く対応して動く必要性があるか把握してから素早く取りかかることを「即急」【そっきゅう】といいます。
進行の速度を表す言葉でもあり、依頼された仕事をかなり急いでこなす必要性があるとき使われている言葉です。
使い方としては、「即急に商品を発注する必要性がある」といって、大急ぎで電話連絡して工場で作らせます。
「早急」と「即急」の違い
ここでは「早急」と「即急」の違いを、分かりやすく解説します。
問題が起きたとき、急いで早く論議して解決策を見出す必要があると伝えられるのが「早急」です。
もう一方の「即急」は大急ぎで物事に取り掛かり、書類を発送する、商品を作らせるという意味で使われている言葉です。
また、「即急な対応を望む」と相手に素早い対応してもらえるように伝えます。
「早急」よりもさらに早い対応する必要性がある状況で使われている言葉です。
「早急」の例文
・『どのように解決するか早急に議論する必要性がある』
・『心配する状態ではないので、早急に対応しなくてもいい』
「即急」の例文
・『隣町の病院は、地震で怪我を負った人を即急に受け入れる』
・『発注ミスしたので、工場長に即急に対応してもらった』
まとめ
「急」を使っていますが、「早」と「即」に違いがあります。
どのような違いがあるかに焦点を当てて、使いこなしてみるといいでしょう。
