この記事では、「行き違い」と「すれ違い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「行き違い」とは?
お互いが出会うはずだったのに、時間や場所などにずれが生じ、出会えなかったり、意思が通じなかったりすることを意味する言葉です。
また、「行き違い」という言葉は、心理的な距離感や感情のズレなども表現すると考えられます。
「すれ違い」とは?
お互いが正面から近づいてきて、身体が触れるほどの距離で通り過ぎることを意味する言葉です。
「すれ違い」という言葉は、時間や位置などがずれてしまい、会う機会がないことや、議論などで、論点がかみ合わないことも表現すると考えられます。
「行き違い」と「すれ違い」の違い
「行き違い」と「すれ違い」の違いを、分かりやすく解説します。
「行き違い」と「すれ違い」の違いとしては、お互いが出会うかどうかという点が挙げられます。
「行き違い」は、出会うはずだったのに、出会えなかったことを表現する際に使用する言葉です。
その一方で、「すれ違い」は、出会う必要がなかったのに出会った場合や、出会う機会がなかったことを表現する際に使用する言葉です。
また、「行き違い」は、意思や感情などの抽象的なものにも使われますが、「すれ違い」は、物理的なものや論理的なものにも使えると言えるでしょう。
「行き違い」の例文
・『彼らは家と駅で行き違いになってしまったので、結局出会えなかった』
・『2人の気持ちには、行き違いが生じたので、結局破局することになった』
「すれ違い」の例文
・『夫婦生活で、すれ違いの時間が多くなったため、2人は最終的に離婚することになった』
・『すれ違いの日々ではあるが、いつか交錯すると信じている』
まとめ
「行き違い」は、お互いに出会うはずだったものの、場所やタイミングがずれてしまったことにより、出会えなかったり、お互いの意思や考え方がうまく伝わらなかったりすることを表現する言葉です。
その一方で、「すれ違い」は、お互いが正面から近くを通り過ぎたり、お互いの生活や論点が交差したりすることを表現する言葉だと言えるでしょう。
