この記事では、「載せる」と「積む」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「載せる」とは?
情報を詳しく新聞や雑誌に書いて投稿することを「載せる」【のせる】といいます。
例えば、「犯人の生い立ちを書いた記事を載せる」と、調べ上げた詳細について詳しく書くのです。
使い方としては、「街角で集めたインタビューを載せる」と人々の意見を伝えます。
また、棚や荷台に物を置く行為を「載せる」と言い、2つの使い方ができる言葉です。
「積む」とは?
荷物の上にまた箱を置く行為を「積む」【つむ】といいます。
例えば、宅配会社では多くの荷物を扱っているため、少しでも空きスペースを確保するのに上へ積み上げていくのです。
使い方としては、天井まで箱をうず高く「積む」といった言い方して、より多くの箱を同じ場所に積んでいきます。
また、トラックの荷台に鉄骨を「載せる」、自転車に鞄を積んで紐をしっかり固定して運ぶといった場面で使うのです。
「載せる」と「積む」の違い
ここでは「載せる」と「積む」の違いを、分かりやすく解説します。
荷物を運ぶため荷台に積むといった具合に使われているのが「載せる」で、上に何個も積み上げて1つでも多くの物を移動させます。
もう一方の「積む」は、箱の上にまた同じ大きさの荷物を積んでいくという行為を伝えられる言葉です。
この2つの大きな違いは、「載せる」が荷台の上に置くという意味で使われていますが、「積む」は同じ箱を積み重ねるといった意味合いで使います。
「載せる」の例文
・『大型車の荷台に、木材が落ちないように載せる』
・『重さごとに荷物を車に載せる運転手は個人宅へ向かう』
「積む」の例文
・『職人が長方形に切った石を隙間なく車に積む』
・『倒れないように熟練した職人がうず高く石を積む』
まとめ
似た言葉ではありますが、「載」と「積」は違う意味で使われています。
どういった使い方すればより状況を詳しく伝えられるか分かってくるでしょう。
