物事の本質を付いた言葉や手本とすべき内容を表す言葉には「金言」や「名言」があります。
この記事では、「金言」と「名言」の違いを分かりやすく説明していきます。
「金言」とは?
「金言」とは人生にまつわる真理や手本とすべき内容、処世術などを表す時に使う言葉です。
「金言」は有名人や歴史上の人物が発言したものから個人的に考えたものなど色々なものに対して使うことが可能です。
「金言」は元々仏教用語である仏の口から出た言葉を表す意味があり、こちらは不滅の真理を表していました。
「金言」は基本的に「きんげん」と読みますが、この仏教用語では「こんげん」と読みます。
「名言」とは?
「名言」とは物事や事柄の本質や真実を上手く捉えた言葉を表します。
「名言」も有名人や歴史上の偉人が発言したものから個人的に作ったものなど幅広く使うことが可能です。
「名言集」とは有名人や偉人の名言を集めて本にしたものであり、人生に迷ったり辛い時に励ましてくれる本として人気があります。
「名言」の類義語には「格言」がありますが、こちらも同じ意味で使われています。
「金言」と「名言」の違い
この2つはどちらも人生にまつわる真理や物事の本質を捉えた言葉を表します。
「金言」は元々仏教用語として使われており、「名言」は「名言集」として販売されています。
「金言」の例文
・『歴史家の金言を集めた本を見ているのですが、こういう時に世界史を学んでいてよかったなと思いました』
・『その芸術家はいくつもの金言を残しており、自分の創作に大きな影響を与えました』
「名言」の例文
・『その作家が作った名言集は日常生活を楽しくしてくれるものが多くてお気に入りです』
・『名言メーカーというアプリを作ったが、まだまだ精度が低いので改善が必要です』
まとめ
「金言」や「名言」は人生にまつわる真理や物事の本質捉えた内容を示した言葉や短い文章を示す言葉です。