この記事では、「お願い」と「依頼」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「お願い」とは?
このようにして欲しいと思うことを相手に伝えて、問題なく実行してもらうために伝えるのが「お願い」【おねがい】です。
「上司にお願いする」といえば自分の方から相手を選び、低調に人にかなえて欲しい内容を伝えて頼みます。
使い方としては、職員に直接食料を家に届けてくれるように「お願いした」と自らが何をどのようにして欲しいか具体的に伝えるのです。
「依頼」とは?
取引先にお金を出して、自分が理想とする物を作ってもらえるように頼むことを「依頼」【いらい】といいます。
ビジネスの世界では「依頼をお願いした」と少し堅苦しい口調で伝える際に使うのです。
主に、用件を相手に伝えて実行してもらうときに使う名詞であり、職場では低調な言い方として頭に「ご」を付けて「ご依頼」と言った使い方します。
「お願い」と「依頼」の違い
ここでは「お願い」と「依頼」の違いを、分かりやすく解説します。
やってもらいたいと思う内容を伝えて、相手に実行してもらうことを「お願い」といいます。
「席を譲ってもらえるように「お願いする」と相手にこうして欲しいと丁重な態度で伝えるのです。
もう一方の「依頼」は用件を頼み、実行してもらうようにします。
それだけ人をあてにして、頼まれたとき「依頼を受け付けた」と自分側が相手からの条件に納得して受け入れるのです。
「お願い」の例文
・『まだ電気代を支払っていない人に入金をお願いする』
・『申請書の内容に間違いはないか確認を、お願いします』
「依頼」の例文
・『自転車の不具合を今日中に修理するよう依頼を受けた』
・『大胆で目を引く服の動画広告について依頼を受け付けた』
まとめ
どちらも相手に対して自分の方から要望を伝える場面で使われています。
ただ、「依頼」は相手から用件を頼まれたときにも使われている言葉と覚えておくといいでしょう。
