「コリアンダー」と「ガラムマサラ」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「コリアンダー」と「ガラムマサラ」の違いとは?言い換え

この記事では、「コリアンダー」「ガラムマサラ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「コリアンダー」とは?

「コリアンダー」とはセリ科のハーブの一種です。

アジアの広い範囲で料理に使われてきた香草であり、エスニックブームで名を聞くようになったパクチーや、中華料理に使われるシャンツァイも同じ植物を指します。

ただしカタカナ語としては種子を潰して粉末状にしたスパイスを指すのが「コリアンダー」と呼び、葉の部分を香草として呼ぶ場合はパクチー等と呼ぶという予備分けが一般的です。

なので「コリアンダー」という場合、種子の粉末が使われていると考えていいでしょう。

「ガラムマサラ」とは?

「ガラムマサラ」とはインドで使われるスパイスミックスです。

よく使う組み合わせの粉末スパイスを予め混ぜておいたもので、合わせ調味料のように使われます。

どんなスパイスを使って「ガラムマサラ」を作るのかは人によっても用途によっても違いますが、シナモンとクローブとナツメグの三種が基本となる組み合わせです。

シンプルなものはこの3種類で作りますが、他にも様々なスパイスを加えて合計10種類前後の複雑な風味を出せるようにしたものもあります。

「コリアンダー」と「ガラムマサラ」の違い

「コリアンダー」「ガラムマサラ」の違いを、分かりやすく解説します。

アジアで広く使われるセリ科の香草の一つの種子を粉末スパイスにしたものが「コリアンダー」で、インドで使われるスパイスミックスが「ガラムマサラ」です。

「コリアンダー」は単独のスパイスですが、「ガラムマサラ」は複数のスパイスを混ぜ合わせたものになります。

「ガラムマサラ」「コリアンダー」が入っていることも多いですが、必須のスパイスというほどではありません。

まとめ

「コリアンダー」はインドも含むアジア広域で使われるスパイスで、「ガラムマサラ」はインドの合わせ調味料と言えるスパイスミックスです。

なので「ガラムマサラ」「コリアンダー」が入っていることはありますが、「コリアンダー」を使わない「ガラムマサラ」も無数にあります。