「きっちり」と「きっかり」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「きっちり」と「きっかり」の違いとは?言い換え

この記事では、「きっちり」「きっかり」の違いを分かりやすく説明していきます。

「きっちり」とは?

きっちりとは、隙間やずれがない様子を表す言葉です。

「ドアをきっちり閉める」といった使い方をします。

それからきっちりは、物が良く整っていて乱れていないことを指す場合もあります。

「きっちりと片付ける」といったりします。

また、きっちりは時間や数量に端数がないことを表す場合もあります。

「3万円きっちり」といったりします。

「きっかり」とは?

きっかりとは、時間や数量などが過不足なく正確であることを表す言葉です。

「10時きっかり」といった使い方をします。

この場合、10時ちょうどを指しています。

「きっちり」と「きっかり」の違い

きっちりは時間や数量に端数がないことを表す言葉で、きっかりは時間や数量が過不足なく正確であることを表す言葉です。

「10kgきっちり」という時には、「10kgきっかり」と言い替えることができます。

ただし、きっちりにはそれ以外の意味もあり、隙間やずれがないことや物がよく整っていることを表す場合もあります。

「蓋をきっちり閉める」ということはありますが、「蓋をきっかり閉める」とはいいません。

「きっちり」の例文

・『古い家なので建付けが悪く、ドアがきっちり閉まりません』
・『会費の1万円はきっちり用意しておきました』
・『彼女は家計簿をつけており、いつも収支をきっちり合わせています』

「きっかり」の例文

・『10時きっかりになったらリハーサルを始めましょう』
・『ボールを数えたら100個きっかりありました』
・『午後3時きっかりに発車する新幹線に乗ろうと思っています』

まとめ

きっちりは時間や数量に端数がないことを表す言葉で、きっかりは時間や数量が過不足なく正確であることを表す言葉です。

ほぼ同じ意味で使われていて言い替えることができる場合もあります。

ただし、きっちりには隙間やずれがないことや物がよく整っているという意味も持っています。