この記事では、「フリーク」と「マニア」の違いを分かりやすく説明していきます。
「フリーク」とは?
フリークとは、あるジャンルが大好きな人のこと。
夢中になっていて、その沼にどっぷりハマっている人を指します。
もともと同音の英語から生まれた言葉で、英語のフリークには「異なるもの、違う形をしているもの」という訳も。
そこから周りの人よりも飛びぬけて、あるジャンルに詳しいこと、大好きな人をフリークと呼ぶようになりました。
「マニア」とは?
マニアとは、熱狂的にハマっている人のこと。
アイドル、電車、切手など、ある分野を深く愛していて、その道を究めていることを指します。
諸説ありますが、ギリシャ語から派生したという説もあり「狂気に満ちているくらい、好きなこと」を指します。
またマニアックはマニアが変化した言葉で、情熱を傾けている物をいいます。
「僕のマニアックな趣味」がその例です。
あふれる魂で好きな物を愛している人が、マニアといえるでしょう。
「フリーク」と「マニア」の違い
「フリーク」と「マニア」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも漫画や化粧品、映画など「あるジャンル」に限定して、夢中になっている人をあらわします。
熱心に応援していて、その道を究めている人たちをいいます。
一方でニュアンスの差も。
フリークは比較的あたらしい言葉で、上級者や達人という明るい要素があります。
一方でマニアはオタク、凝り性という揶揄する要素も混じっています。
明るい言葉がフリーク、明るさと暗さ両面あるのがマニアです。
「フリーク」の例文
・『コスメフリークの私が、今季おすすめする化粧水です』
・『外車フリークの記者が、カーイベントに取材に行ってきました』
「マニア」の例文
・『漫画マニアが、イベント会場に集結しました』
・『海外のマニアにも支持されている、話題作品です』
まとめ
「フリーク」と「マニア」の差を解説しました。
似ている表現の違いを知って、日常会話に活かしていきましょう。