この記事では、「リソース」と「アセット」の違いを分かりやすく説明していきます。
「リソース」とは?
英語の「resource」から来ており、日本語では「資源」という意味をもつ言葉です。
「リソース」という言葉は、人的資源や物的資源など、企業活動に必要なものを指すと考えられます。
また、「リソース」は、使用することによって、価値が生まれるものであり、消費されるものだと言えます。
「アセット」とは?
英語の「asset」から来ており、日本語では「資産」という意味をもつ言葉です。
「アセット」は、所有することで価値があるものを指すと言えます。
また、「アセット」は、使わなくても価値があるもので、増やすことが可能なものでもあると考えられます。
「リソース」と「アセット」の違い
「リソース」と「アセット」の違いを、分かりやすく解説します。
「リソース」は、企業活動において消費される「資源」のことを表現する際に使用する言葉です。
人的資源や物的資源など、ヒト・モノ・カネのどれでもリソースになります。
その一方で、「アセット」は、所有するだけで価値のある「資産」のことを表現する際に使用する言葉です。
特許やノウハウなどの無形のものや、株式や不動産などの有形のものだと言えます。
このように、「リソース」は、使用すればするほど減っていくもので、「アセット」は、持っているだけで増えたり減ったりするものという違いがあると言えるでしょう。
「リソース」の例文
・『人的リソースの配分を見直す必要性がある』
・『彼は今回の事業に、全リソースを注ぐと言っている。まさに社運を賭けたプロジェクトだ』
「アセット」の例文
・『最大のアセットは、この会社に彼がいたことだ』
・『年齢を重ねるほど、アセットマネジメントが重要になる』
まとめ
「リソース」と「アセット」は、ビジネス用語としてよく使用される言葉ですが、意味や使い方に違いがあります。
「リソース」は、「資源」を意味し、企業活動によって消費されるものを指します。
その一方で、「アセット」は、「資産」を意味し、所有するだけで価値のあるものを指すと言えます。