「ムード」と「雰囲気」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「ムード」と「雰囲気」の違いとは?言い換え

この記事では、「ムード」「雰囲気」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ムード」とは?

ムードとは、その場その時の気分のことをいいます。

英語のmoodをそのまま日本語読みした言葉で、moodは一時的な心の状態を表す言葉です。

その場やその人が醸し出す独特の雰囲気を指すこともあります。

そこにいるだけで場の雰囲気を明るくする人のことをムードメーカーといったりもします。

それからムードは、世間の傾向や風潮を指す場合もあります。

「お祭りムード」といったりします。

「雰囲気」とは?

雰囲気とは、その場やそこにいる人々が自然に作り出している気分のことをいいます。

「険悪な雰囲気」とか「和やかな雰囲気」といった使い方をします。

元々は、地球を取り巻く大気のことを雰囲気と呼んでいましたが、現在はそういった意味で用いられることはほとんどありません。

「ムード」と「雰囲気」の違い

雰囲気はその場やそこにいる人々が自然に作り出している気分のことで、ムードは場の雰囲気を表す言葉です。

そのため意味に大きな違いはありません。

英語のmoodは、雰囲気と訳されます。

ただし、ムードはロマンチックな雰囲気を指すことが多いです。

「ムード」の例文

・『お洒落なバーでいいムードになったけど、仕事で急に呼び出されてしまった』
・『彼女はこのチームのムードメーカーです』
・『お祭りムードをいつまでも引きずっていないで勉強しなさい』

「雰囲気」の例文

・『結婚の挨拶では緊張していたが、和やかな雰囲気で終えることができた』
・『会議は重苦しい雰囲気が漂っており、議論もなかなか進まなかった』
・『彼らは友好的な雰囲気で出向かえてくれた』

まとめ

雰囲気はその場やそこにいる人が自然に作り出している気分のことで、場の雰囲気がムードになります。

その意味に大きな違いはありませんが、ムードはロマンチックな雰囲気を指すことが多いです。