この記事では、「匂い」と「フェロモン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「匂い」とは?
鼻で食材や素材といったものを感じる感覚を「匂い」【におい】といいます。
目では直接見られませんが、五感の中にある嗅覚により木や葉っぱ、果物、香水をすぐさま感じられるのです。
元々は化学物質の1つである「匂いを嗅ぐため鼻を近づける」といって、しっかりどういった香りがするか嗅ぎ、「匂い」の在り処や魅力を知る要素になります。
「フェロモン」とは?
雌を引き寄せるため、雄が体内で作り、体外に出して漂わせる物質を“pheromone”「フェロモン」といいます。
目には見えないものですが、異性を嗅覚で感じ取るものであり、微量でも相手の気持ちをひきつける効果があるのです。
人間の場合、男性は女性よりも20倍以上の匂いを出し、異性を惹きつけます。
「匂い」と「フェロモン」の違い
ここでは「匂い」と「フェロモン」の違いを、分かりやすく解説します。
花や野菜、果物、木といったものが放ち、鼻で感じられるものを「匂い」といいます。
「水仙の魅惑的な匂いに誘われた」といって、他の花にはない独特な「匂い」に引き寄せられるものに魅了されたと使われているのです。
もう一方の「フェロモン」は異性を魅了するエロスともいえるもので、女性は乳首や陰部といった部位で感じ取ります。
「匂い」は物質から出るものを指しますが、「フェロモン」は人間の体内から漂う物質を指すところが違う点です。
「匂い」の例文
・『玄関を開けると中から愛猫の匂いが漂ってきた』
・『匂いで忘れていた10年前の記憶が蘇った』
「フェロモン」の例文
・『男性は鋤鼻器官で女性から出るフェロモンを感じ取る』
・『男性フェロモンを乳首で感じ取った女性は興味を示す』
まとめ
物質が放つものか、異性を引き寄せるために体内から漂わせるかに違いがあります。
どういった「匂い」や「フェロモン」を指すか調べてみましょう。
