「悪い」と「ダメ」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「悪い」と「ダメ」の違いとは?言い換え

この記事では、「悪い」「ダメ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「悪い」とは?

人の行動や記憶力、発想力が劣っていると伝えるのが「悪い」【わるい】です。

例えば、部下の動きが鈍いは、しっかり仕事ができていないと思うとき「要領が悪い」とがっかりする気持ちを伝えられるのです。

また、「悪い男」といえば女性を泣かせたり、お金をせびる酷い人と言えます。

このような意味から音が悪く、耳障りと感じるときは「音質が凄く悪い」と言うのです。

「ダメ」とは?

やってもまるで良いことがないので、実行するだけ無駄といえるのが「ダメ」です。

何も良いところがなく、自分にとってお金にもならないため「これ以上やってもダメ」と動きを止めます。

使い方としては、「君は何をやらせてもダメな人間だ」と無能な人を叱責するわけです。

元々は漢字で「駄目」と書きますが、カタカナで表記すると気軽に伝えられる言葉になります。

「悪い」と「ダメ」の違い

ここでは「悪い」「ダメ」の違いを、分かりやすく解説します。

音質や画質が普通の状態よりも良くないことを「悪い」といいます。

このような意味から、「姿勢が悪い」と癖がある状態に良くないと指摘する際に使うのです。

もう一方の「ダメ」はやっても無駄といえる状況を指し、自分にとってまるで役に立たないといえる状況を指します。

反対に「ダメ」でも役に立つかもしれない期待を胸に行動する場面でも使うわけです。

「悪い」の例文

・『膝が悪い兄は、階段の上り下りを控えている』
・『縁起が悪いので黒い猫ではなく、白い猫を飼う』

「ダメ」の例文

・『靴下を脱がせたり、服を着させる行為は夫をダメにする』
・『ダメと思っても、頑張れば驚くほどいい音が奏でられる』

まとめ

良くない状態を伝えられますが、どういった態度や行動見せる人に使うか具体的に調べてみれば、使い分けもうまくできるようになるでしょう。