「真っ最中」と「真っ只中」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「真っ最中」と「真っ只中」の違いとは?言い換え

この記事では、「真っ最中」「真っ只中」の違いを分かりやすく説明していきます。

「真っ最中」とは?

真っ最中とは物事が行われているちょうどその時のことで、特に盛り上がっている時のことをいいます。

今まさに盛りである状況を表しています。

真っ最中と書いて「まっさいちゅう」と読みます。

「喧嘩の真っ最中」「議論の真っ最中」といった使い方をします。

「真っ只中」とは?

真っ只中とは、時間や場所についてそれそのものの中にある様子のことをいいます。

只中には、「真ん中、中心、最中、盛り」といった意味があります。

真っ最中あるいは真っ盛りといった意味で用いられることもあります。

「青春真っ只中」という場合には、青春真っ盛りといった意味になります。

また、真っ只中と書いて「まっただなか」と読みます。

「真っ最中」と「真っ只中」の違い

真っ只中には真っ最中という意味があるので、その意味に違いはありません。

「セールの真っ最中」という場合には、「セールの真っ只中」と言い替えることができます。

ただし、真っ只中は時間だけではなく場所について表すこともあり、「群衆の真っ只中」という場合には「群衆の真っ最中」とはいいません。

真っ最中は時間について用いられます。

「真っ最中」の例文

・『彼が訪ねてきた時、私はダンスの練習の真っ最中でした』
・『会議室をのぞいたら白熱した議論の真っ最中だったので声をかけることができませんでした』
・『娘は就職活動の真っ最中です』

「真っ只中」の例文

・『息子は青春真っ只中で、旅行にでかけたりアルバイトに励んだりと忙しいようです』
・『事故が起きた時私は群衆の真っ只中にいました』
・『夏休み真っ只中なので、子どもの昼ご飯を作らないといけません』

まとめ

真っ最中は物事が行われているちょうどその時のことで、特に盛んな時を表す言葉です。

真っ只中には真っ最中という意味もあるので、違いはありません。

ただし、真っ只中は時間だけではなく、場所について用いられる時もあります。