「ぐらつき」と「がたつき」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「ぐらつき」と「がたつき」の違いとは?言い換え

この記事では、「ぐらつき」「がたつき」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ぐらつき」とは?

物がぐらぐらと揺れ動くようになる状態を意味する言葉です。

「ぐらつき」という言葉は、物だけでなく、心や気持ちにも使われます。

また、「ぐらつき」は、安定を失ってしまった状態でぐらぐら動くようになっていることを指す言葉なので、音がするかどうかは関係ないと言えるでしょう。

「がたつき」とは?

物がガタガタと音を出すようになることを意味する言葉です。

「がたつき」という言葉は、物だけでなく、身体や健康にも使用されます。

また、「がたつき」は、不安定な状態になっているだけでなく、がたがたと音を出すようになっていることを指す言葉なので、音がしない場合はがたつきとは言わないと考えられます。

「ぐらつき」と「がたつき」の違い

「ぐらつき」「がたつき」の違いを、分かりやすく解説します。

「ぐらつき」「がたつき」は、共に、安定を失った状態を意味する言葉ですが、使用される場面やニュアンスに違いがあります。

「ぐらつき」は、物がぐらぐらと動く様子や、気持ちや考えが定まらない様子を表現する際に使用する言葉です。

音はしないことが多いと言えます。

その一方で、「がたつき」は、物がガタガタと音を出す様子を表現する際に使用する言葉です。

不自然な動きや隙間があることが原因だと言えるでしょう。

「ぐらつき」の例文

・『彼は一流の格闘家なので、相手のぐらつきを見逃さず、そのまま仕留めきった』
・『彼女は精神的に病んでいるので、心のぐらつきを抑えきれなかった』

「がたつき」の例文

・『彼は机のがたつきを直すために、工具を使用して修理することにした』
・『突然、家のがたつきを感じたので、怖くなってしまった』

まとめ

「ぐらつき」「がたつき」は、共に重なる意味や似たような意味をもつ言葉ですが、使用される場面やニュアンスに違いがあると言えます。

その中で、「ぐらつき」「がたつき」の違いとして、「ぐらつき」は、音をしないことが多い一方で、「がたつき」は音が鳴り出すということを表現するという点が挙げられることでしょう。