この記事では、「根性」と「メンタル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「根性」とは?
根性とは、辛いことや苦しいことがあっても物事をやり通す気力のことをいいます。
「根性がある」とか「根性がない」といった使い方をします。
また、根性にはその人が本来持っている性質という意味もあります。
好ましくない性質についていうことが多く、「根性が悪い」といったりします。
それから視野が狭く閉鎖的な性質を表す言葉として、島国根性もあります。
「メンタル」とは?
メンタルとは、精神や心、精神面のことをいいます。
英語のmentalをそのまま日本語読みした言葉で、mentalには「精神的な、心理的な」という意味があります。
「メンタルが強い」とか「メンタルが弱い」といった使い方をします。
また、精神科や心療内科の領域の診療を行うクリニックをメンタルクリニックと呼ぶこともあります。
メンタルトレーニングやメンタルケアといった言葉も日常生活で使われています。
「根性」と「メンタル」の違い
根性は困難なことがあっても物事をやり通す気力や精神力のことで、メンタルは精神面を表す言葉です。
メンタルには物事をやり通すといったニュアンスはありません。
また、根性はその人が持っている性質を表す場合もあります。
「根性」の例文
・『過酷な環境だが、彼女は根性があるので任務を全うすることができるだろう』
・『友人は野次馬根性丸出しで一緒にいるのが恥ずかしかった』
・『彼は根性がないので、すぐに音を上げてしまいます』
「メンタル」の例文
・『今年からメンタルトレーニングを取り入れています』
・『彼はメンタルが弱いので、周りが気を配ってあげてください』
・『従業員のメンタルヘルスケアに取り組んでいます』
まとめ
根性は辛いことや苦しいことがあっても物事をやり通す気力や精神力で、メンタルは精神面のことをいいます。
メンタルには物事をやり通すといったニュアンスはありません。
ンタルには物事をやり通すといったニュアンスはありません。