「立つ」と「建つ」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「立つ」と「建つ」の違いとは?言い換え

この記事では、「立つ」「建つ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「立つ」とは?

背筋を伸ばして、まっすぐになることを「立つ」【たつ】といいます。

「兄は太陽に向かってまっすぐ立つ」といえば、いかに前を向いて人生を歩こうと思う気持ちを持ち、二本足で立っている姿を表すのです。

ここから、車の横に人が「立つ」とき危ないのでどくように伝えます。

このように、自らの足で全身を支えて動かない状態を伝えられるのです。

「建つ」とは?

更地に杭を打ち、柱を立てて一から家を造り上げることを「建つ」【たつ】といいます。

主に、新築の家を建てるとき使う言葉であり、自分の希望を取り入れた注文住宅を頼むのです。

使い方としては、「何ヶ月で二階建ての家が建つか」と聞くときや、どのくらいの予算があれば建てられるか質問します。

「立つ」と「建つ」の違い

ここでは「立つ」「建つ」の違いを、分かりやすく解説します。

自ら二本足でしっかり体を支えて、そこから動かない状態を「立つ」といいます。

人間だけではなく、「立派な大木が立つ」といかに凛々しい姿でそこに聳えているか伝えられるのです。

もう一方の「建つ」は家や小屋といった人間が造り上げた建物がそこにあるか伝えられます。

また、「予算はいくらで家が建つか聞く」といった使い方ができるのです。

この2つの大きな違いは「立つ」が人間や木、銅像といった幅広いものが背筋を伸ばしてそこに存在する姿を指しますが、「建つ」は家や小屋といった建物を指すとの違いがあります。

「立つ」の例文

・『日本には千年も命を育み、立派に立つ大木がある』
・『自分の都合で物事を片付ける上司に腹が立つ』

「建つ」の例文

・『新築の家が建つのはいつになるか大工に聞いた』
・『近隣には地震に備えて、免震した家がずらりと建つ』

まとめ

「たつ」といった言い方はしますが、人か家の違いで使い分ける必要性があります。

そこを踏まえて、使い分けてみるのも良い学びの方法になるでしょう。