この記事では、「アトピー」と「あせも」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「アトピー」とは?
ダニに皮膚を刺されたとき炎症が起きて発症するのが「アトピー」です。
このような炎症が起こりやすいのには皮膚が弱い人であったり、アレルギー体質であるのが原因になります。
ただ、皮膚が強い人であっても布団や絨毯を洗わず汚くしていると皮膚炎になってしまうのです。
主な症状としては、掻き毟りたくなるほどの酷い痒みと赤み、発心も出て簡単には完治しません。
「あせも」とは?
多くの発汗が起こることにより、正常に汗が皮膚の穴から出なくなって起きる発疹を「あせも」といいます。
大量の汗をかくと皮膚の中からうまく排出できず、管に詰まってかゆみの原因となってしまうのです。
そのため、汗をかいたときはタオルですぐ拭き取り、お風呂に入って皮膚を丁寧に洗う必要があります。
また、暑い場所よりも風通しが良い所に移動する必要性があるのです。
「アトピー」と「あせも」の違い
ここでは「アトピー」と「あせも」の違いを、分かりやすく解説します。
皮膚に痒みが出てしまう皮膚炎を「アトピー」といいます。
元々皮膚に炎症が出やすい人に多い皮膚炎でもあり、赤みや湿疹が出たり、激しい痒みと皮膚がぼろぼろになる症状が出てくるのです。
その痒みは実に2ヶ月以上も続き、炎症を止める塗り薬が処方されます。
もう一方の「あせも」は大量の汗をかくと皮膚の管にたまり、かゆくなるのです。
布団に密着しやすい腕や背中、首にかゆみが出る「アトピー」よりも、脇や膝の裏といった汗がかきやすい部分に湿疹が出やすくなります。
「アトピー」の例文
・『治ったと思ってもまた悪くなるを繰り返すのがアトピーだ』
・『アトピーは皮膚が持つバリア機能を高めるのが重要だ』
「あせも」の例文
・『あせもは皮膚にぶつぶつの赤い点状が出る』
・『あせもはぬるま湯でこまめに流し、優しくタオルで拭く』
まとめ
皮膚に出る炎症についてご紹介しました。
ただ、かゆみの原因や炎症に違いが見られますので、専門医のサイトで見比べるのも勉強となるでしょう。
