「キュロット」と「スカパン」はどのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「キュロット」と「スカパン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「キュロット」とは?
「キュロット」は、女性は着用する半ズボンの一種です。
「キュロットスカート」あるいは「キュロットパンツ」と呼ばれることもあります。
「キュロット」という名前はフランス語の “culotte”(キュロトゥ)に由来しており、通常の半ズボンよりもゆったりして裾が広がっているシルエットになったパンツを指します。
“culotte”は「丈の短いズボン」を意味し、フランスでは男性や女性が着用する、膝丈程度の長さのズボンを指していました。
ズボンですが裾に向かって広がっているので、脚を閉じるとシルエットはフレアスカートを履いているように見えるのが特徴です。
「スカパン」とは?
「スカパン」とは、スカートの内側にパンツが付いているデザインのボトムです。
名前のとおりスカートとパンツがセットになっており、見た目は普通のスカートですが、内側に丈の短いパンツが付いているため下着が見えないという特徴があります。
一般にはミニスカートの内側にスカートより丈の短い半ズボン状のパンツが縫い付けてあり、パンツは隠れているのでスカートを履いているように見えます。
「ミニスカートを履きたいけど下着が見えるのが気になる」という女性の悩みを解消するもので、10代を中心に若い女性の間で需要が高まっています。
「キュロット」と「スカパン」の違い
「キュロット」と「スカパン」の違いを、分かりやすく解説します。
「キュロット」と「スカパン」は裾の広がったスカートのようなシルエットをになっているところ、脚を通すところが分かれていてパンツになっているところが共通しています。
ただし「キュロット」は半ズボン、「スカパン」はスカートというところが異なっています。
「キュロット」はゆったりしたシルエットの半ズボン、「スカパン」はスカートの内側に下着が見えないようにするためのパンツを縫い付けたものです。
「キュロット」は歩く時など足を開いた状態で見ると、股が分かれてズボンになっていることが分かります。
一方、「スカパン」は内側のパンツがスカートの内側に隠れているので、表面上はスカートにしか見えません。
まとめ
「キュロット」と「スカパン」はシルエットが似ていて混同されがちですが、互いに似て非なるものです。
「キュロット」は半ズボン、「スカパン」はあくまでもスカートであるところが異なっています。
