この記事では、「ブルーリボン」と「エルガ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ブルーリボン」とは?
「日野自動車」が製造する大型バスのシリーズ名を意味する言葉です。
「ブルーリボン」という名前は、日野自動車の社内公募で決定されたものです。
「ブルーリボン」は、その長い歴史の中で多くの進化を遂げてきました。
また、「ブルーリボン」のデザインは、日野自動車のカタログカラーとしても知られる「ブルーリボンカラー」を採用しており、多くのバス事業者が自社のカラーリングに取り入れています。
「エルガ」とは?
「いすゞ自動車」が2000年から販売している大型バスのシリーズ名を意味する言葉です。
ラテン語で「〜に向かって」という意味を持ち、新たな時代に向かって走り始めた路線バスをイメージして名付けられました。
エルガシリーズには、「エルガLT」「エルガミオ」「エルガJ」などがあり、それぞれ異なるサイズや用途に合わせたバスがラインナップされています。
「ブルーリボン」と「エルガ」の違い
「ブルーリボン」と「エルガ」の違いを、分かりやすく解説します。
「ブルーリボン」と「エルガ」は、日本の大型路線バスの代表的な車種ですが、それぞれ異なる特徴をもつと言えます。
「ブルーリボン」は、「日野自動車」が製造するバスです。
「いすゞエルガ」と共通設計のモデルが製造されており、外観上の違いはほとんどありません。
ただし、ブルーリボンは前面に日野のエンブレムまたはHINOのロゴがある場合が多く、これがブルーリボンであることを示す手がかりになると言えます。
その一方で、「エルガ」は、「いすゞ自動車」が製造するバスです。
環境保護やバリアフリーの観点から、現代の路線バスのスタンダードを築いたと言われています。
初代エルガは、横長四角のヘッドライトを左右縦に2個ずつ並べた4灯ライトが特徴で、2015年以降に製造された2代目エルガは、吊り目が左右1個ずつの2灯ライトになっています。
まとめ
「ブルーリボン」と「エルガ」は、ヘッドライトの形状やロゴの有無に注意を払うことで、それぞれを区別可能だと言えるでしょう。