「ファイナル」と「ラスト」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「ファイナル」と「ラスト」の違いとは?言い換え

この記事では、「ファイナル」「ラスト」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ファイナル」とは?

物事の最後に差し掛かることを“final”「ファイナル」といいます。

例えば、ゲームですべての試練を乗り越えて、もう最後の敵を倒す場面にきて終わりを迎える終結を指すのです。

使い方としては、「ファイナルコンサート」といえば2度と大きな会場を借りて歌わないので、これが最後と伝えられます。

このように、もう次はない最後の場面であると伝えるのです。

「ラスト」とは?

最後という意味で使われているのが“last”「ラスト」です。

「次はラストの曲です」と伝えれば最後になるので耳を澄まし、聴いて欲しいと伝えられます。

また、「ラストショー」といえば最後の見せ場となるので、しっかり目を向けて欲しいと伝えられるのです。

また、病院では病人が最後を迎える場面であると家族に話すとき使います。

「ファイナル」と「ラスト」の違い

ここでは「ファイナル」「ラスト」の違いを、分かりやすく解説します。

これから最後の場面に移ると相手に伝えるのが「ファイナル」です。

「ファイナルを迎えた」といえば、ここで終わりに近づいていく状況を伝えられます。

そのため、心して取り掛かるように伝えるときに使うのです。

もう一方の「ラスト」は本当に最後であると伝えるとき使う言葉になります。

「次でラストとなります」とその後はないと伝えますが、「ファイナル」は終盤に差し掛かる意味が強く出ている点が違うところです。

「ファイナル」の例文

・『歌手人生を終えるため、ファイナルコンサートを開いた』
・『盛大に花火を打ち上げて、ファイナルステージを終えた』

「ラスト」の例文

・『舞台のラストに即興で踊り、最後に錦を飾った』
・『ラストの演奏は恩師に捧ぐ曲であると観衆に伝えた』

まとめ

最後という意味で使いますが、少し使い方に工夫が必要です。

どういった状況で使うかに焦点を当てるか勉強して、使いこなしてみるといいでしょう。