「フルオート」と「セミオート」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「フルオート」と「セミオート」の違いとは?言い換え

この記事では、「フルオート」「セミオート」の違いを分かりやすく説明していきます。

「フルオート」とは?

「フルオート」とは動作の工程がすべて自動であることを指します。

一度起動すれば全工程が終わるまですべて自動的に進むということです。

フルオートという言葉がよく使われる銃であれば、引き金を引けば銃弾の発射から装填して再発射までを繰り返し、銃弾をすべて撃ち切るまで続きます。

他の機械であっても一度起動すれば完了するまで操作が不要なものである、逆にある程度自動だけど手動操作も求められるモードがある場合に、そういった手動操作が不要という意味で使われる言葉です。

「セミオート」とは?

「セミオート」とは動作の工程における一部や大部分が自動であることです。

一度起動するとある程度の工程を自動で行いますが、同時に手動で操作しなければいけない工程もあります。

先述した銃のケースで言えば、引き金を引くと銃弾を発射し次弾を装填までは自動で行いますが、次の銃弾を撃つにはまた引き金を引き直す必要があるというのがセミオートです。

「フルオート」と「セミオート」の違い

「フルオート」「セミオート」の違いを、分かりやすく解説します。

一から十まですべての工程が自動なのが「フルオート」で、自動の工程もあれば手動の工程もあるのが「セミオート」です。

「フルオート」のフルは全てという意味のフルであり、それと自動という意味のオートが合わさって直訳すれば全自動であり、文字通り全て自動で動きます。

それに対して「セミオート」のセミは半分を意味する言葉なので半自動であり、呼び名からして自動で操作してくれるのは半分だけという意味です。

まとめ

全部自動でしてくれるのが「フルオート」で、自動なのは全部ではなく一部は手動でしないといけないのが「セミオート」です。

自動を意味するオートの前についているフルは全部、セミは半分という意味を覚えておけば、「フルオート」「セミオート」という言葉の違いは簡単に把握できるでしょう。