この記事では、「鴨」と「鶏」の違いを分かりやすく説明していきます。
「鴨」とは?
「鴨(カモ)」とは、カモ目カモ科に分類されている鳥類のうち、雁(かり・がん)に比べて体が小さく、首が長くないものの総称を意味しています。
「鴨」の仲間では、日本では年中生息している留鳥には、「軽鴨(カルガモ)」、「鴛鴦(オシドリ)」などがいます。
また、越冬するために日本へやってくる冬鳥には、「真鴨(マガモ)」や「緋鳥鴨(ヒドリガモ)、「コガモ(小鴨)」、「尾長鴨(オナガガモ)」、「鈴鴨(スズガモ)」などがいます。
これらは野生種ですが、他にも家禽の「鶩・家鴨(アヒル)」や「合鴨(アイガモ)」などがいます。
そして、「鴨」の英語表記は「Duck」になります。
「鶏」とは?
「鶏(ニワトリ)」は、キジ目キジ科に属している鳥類の一種で、世界中で太古の昔から飼育されている飼育されている代表的な家禽です。
メス(雌)は「メンドリ(雌鶏・牝鶏)」、オス(雄)は「オンドリ(雄鶏・牡鶏)」と呼ばれています。
「鶏」は「庭鳥」の漢字表記もあり、古くは「カケ」、「クタカケ」などとも呼ばれていました。
そして、「鶏」は英語で「chicken」、「hen」、「rooster」などと表記することができます。
「鴨」と「鶏」の違い
「鴨」と「鶏」の違いを、分かりやすく解説します。
「鴨」はカモ目カモ科に属している鳥類ですが、「鶏」はキジ目キジ科に属している鳥類です。
また、「鴨」には野生種と家禽がいますが、「鶏」は家禽になります。
「鴨」と「鶏」には、これらのような違いが見られます。
まとめ
今回は「鴨」と「鶏」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「鴨」はカモ科の鳥類で、「鶏」はキジ科の鳥類です。
また、「鴨」は野性種と家禽がいますが、「鶏」は家禽です。
「鴨」と「鶏」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。
