「むくみ」や「張り」は身体の表面に現れる症状であり、性質や特徴が違います。
この記事では、「むくみ」と「張り」の違いを分かりやすく説明していきます。
「むくみ」とは?
「むくみ」とは皮膚の下に水が溜まっている状態を表す言葉であり、周囲が膨らむ状態になるのが特徴です。
「むくみ」は不要となった水分が静脈やリンパ管に回収されにくくなることが原因で発生する症状であり、主に足や顔などに発生します。
「むくみ」は特定の時間に発生することも多く、対処方法としてはマッサージや水分摂取、塩分を控えることが有効です。
「張り」とは?
「張り」とは引っ張ることや引き締まっていることを表す言葉であり、肌のみずみずしさを表す時にも使います。
「張り」はこれ以外にも筋肉が引き伸ばされた状態を表す意味があり、こちらは血流が悪くなり筋肉が突っ張るような症状が発生します。
身体の不調としての「張り」はこれ以外にもお腹にガスが溜まっているものもあり、こちらは整腸薬などを使うことも可能です。
「張り手」は相撲の技の1つであり、平手で相手を叩くのが特徴です。
「むくみ」と「張り」の違い
「むくみ」は皮膚の下に水分が溜まっている症状を表す言葉であり、脚や顔によく出るのが特徴です。
「張り」は筋肉が引き伸ばされている症状を表す言葉であり、突っ張るような痛みや不快感が出ます。
「むくみ」の例文
・『一日中立ち仕事だったので脚にむくみができてしまいました』
・『むくみを取るためにカリウムが多く含まれている料理を食べています』
「張り」の例文
・『肌の張りが段々となくなってきたので年を取ったと実感しています』
・『筋肉の張りが中々治らないので明日整体院に行ってきます』
まとめ
「むくみ」は皮膚の下に水分が溜まってしまう症状を表す言葉であり、リンパマッサージなどによって解消します。
「張り」は筋肉が引き伸ばされた状態を表す言葉であり、シップやマッサージが有効です。