「公安調査庁」と「公安警察」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「公安調査庁」と「公安警察」の違いとは?言い換え

この記事では、「公安調査庁」「公安警察」の違いを分かりやすく説明していきます。

「公安調査庁」とは?

「公安調査庁」「こうあんちょうさちょう」と読みます。

「公安調査庁」は、「法務省の外局の一つで、暴力主義的破壊活動を行った団体の規制に関する調査及び、処分の請求などの行政事務を行う組織」を意味します。

昭和27年に、破壊活動防止法の施行に伴って設置されています。

ちなみに、「破壊活動防止法」は、「暴力主義的破壊活動を行う団体に対する規制措置を定めるほか、暴力主義的破壊活動に関する罰則規定を補い、公共の安全を確保することを目的とする法律」です。

「公安警察」とは?

「公安警察」「こうあんけいさつ」と読みます。

「公安警察」は、「警察組織のうち、公共の安全の維持を目的とする組織のこと」という意味があります。

警視庁公安部や、書くと同府警察の、警備部公安課や外事課などを、「公安警察」と呼びます。

例えば左翼団体や右翼団体、問題のある宗教団体や、外国の情報機関などを捜査対象とします。

「公安調査庁」と「公安警察」の違い

「公安調査庁」「公安警察」の違いを、分かりやすく解説します。

「公安調査庁」は、「法務省の外局の一つで、暴力主義的破壊活動を行った団体の規制に関する調査及び、処分の請求などの行政事務を行う組織」を意味します。

一方の「公安警察」は、「警察組織のうち、公共の安全の維持を目的とする組織のこと」という意味があります。

どちらも、公共の安全を守る目的で運営されている組織ですが、「公安警察」は、警察組織なのに対して、「公安調査庁」は、外務省の外局という大きな違いがあります。

まとめ

「公安調査庁」「公安警察」の違いについて見てきました。

2つの言葉には大きな意味の違いがありました。

2つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せずにきちんと使い分けることができるのではないでしょうか。