「無機物」と「無機質」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「無機物」と「無機質」の違いとは?言い換え

「無機物」「無機質」はとても似ている言葉ですがニュアンスが違います。

この記事では、「無機物」「無機質」の違いを分かりやすく説明していきます。

「無機物」とは?

「無機物」とは有機物以外の物質を表す言葉であり、炭素の有無によって区別することが可能です。

成分に炭素を含むものは有機物であり、炭素以外の元素で構成されているのが「無機物」という風に区別されています。

「無機物」の代表例には水や空気、鉱物質であり色々なものに使われています。

この言葉に使われている「無機」は命を持たないや生命力を有さないという意味であり、比喩表現として使うことが可能です。

「無機質」とは?

「無機質」とは「無機物」と同じような意味を持っており、生命の性質を持っていないという意味でも使われています。

「無機質」はこれ以外にも人体に必要な栄養素であるミネラルを表す時にも使うことが可能です。

栄養素としてのミネラルは体内で合成することが不可能なことから食品で摂取することが必要です。

さらに「無機質」は物体や外見が生命感のないことや乾いたもの、冷たい感じを表す時にも使います。

「無機物」と「無機質」の違い

この2つはどちらも有機物以外のものを表す意味があり、炭素を含まないのが特徴です。

「無機質」は身体の必要なミネラルや物質や外見が生命を感じない様や乾いていることを表す時にも使います。

「無機物」の例文

・『この物質は無機質であり独特な性質を持っていることから様々な実験が成されました』
・『宇宙から飛来した隕石は無機質であることが判明しました』

「無機質」の例文

・『無機質であるミネラルが減ると身体の色々な部分に影響が出るので気を付けましょう』
・『その部屋は無機質な雰囲気になっており机には枯れた花が置いてありました』

まとめ

「無機物」「無機質」は炭素を含まない物質を表す言葉であり、身体に必須のミネラルを表す意味もあります。