この記事では、「砂糖」と「ブドウ糖」の違いを分かりやすく説明していきます。
「砂糖」とは?
「砂糖」は「さとう」と読みます。
「砂糖」は、「蔗糖を主成分とする、天然甘味料のこと」という意味があります。
サトウキビから得られる甘蔗糖、サトウダイコンから得られる甜菜糖、ヤシ糖やかえで糖などがあります。
「蔗糖」は「ブドウ糖と黒糖が結合した二糖類のこと」を意味します。
製法によって、「上白糖(じょうはくとう)」になる場合や、ザラメの一種で、結晶が小さくて純度が高い「グラニュー糖」になる場合などがあります。
料理に使ったり、コーヒーや紅茶を飲むときなどに使われています。
「ブドウ糖」とは?
「ブドウ糖」は「ぶどうとう」と読みます。
「ブドウ糖」は、「単糖類の一つで、でんぷんやグリコーゲンなどの多糖類の成分のこと」という意味があります。
「糖質」の中でも、とても小さなもので、吸収が早く、脳や筋肉の栄養源となります。
「ブドウ糖」はブドウなどの果実や、はちみつなどに多く含まれていて、人間の血液などにも含まれています。
日本で初めて「ブドウ糖」が発見されたのが、ブドウの中からだったため、この名がついています。
「砂糖」と「ブドウ糖」の違い
「砂糖」と「ブドウ糖」の違いを、分かりやすく解説します。
「砂糖」は、「蔗糖を主成分とする、天然甘味料のこと」という意味があります。
一方で「ブドウ糖」は、「単糖類の一つで、でんぷんやグリコーゲンなどの多糖類の成分のこと」という意味があります。
「砂糖」の原料である「蔗糖」は「二糖類」なのに対して、「ブドウ糖」は、「単糖類」という違いがあります。
また「蔗糖」を分解すると「ブドウ糖」が現れるため、「ブドウ糖」は「砂糖の一部」と言うこともできます。
まとめ
「砂糖」と「ブドウ糖」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の意味の違いを知り、混同せずに使い分けてみてはいかがでしょうか。