この記事では、「ポン酢」と「酢」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ポン酢」とは?
「ポン酢」は「ぽんず」と読みます。
「ポン酢」は、「ダイダイのしぼり汁」という意味があります。
「ダイダイ」は、「ミカン科の小高木で、初夏になると香のある白い花が咲き、実が丸くなるもの」を意味します。
また、「ポン酢」は「柑橘類の果汁と、醤油や酢などを合わせた調味料」という意味があります。
一般的には後者の意味でつかわれています。
「酢」とは?
「酢」は「す」と読みます。
「酢」は、「酢酸を含む、酸味のある調味料のこと」です。
日本には4世紀ころに伝来し、古くから日本人に親しまれている味となります。
「米酢」が代表となる「穀物酢」や、「リンゴ酢」などが有名な「果実酢」は、「醸造酢」と呼ばれています。
一方で、氷酢酸を主原料とする「合成酢」あります。
「ポン酢」と「酢」の違い
「ポン酢」と「酢」の違いを、分かりやすく解説します。
「酢」は、「酢酸を含む、酸味のある調味料のこと」です。
一方で「ポン酢」は「柑橘類の果汁と、醤油や酢などを合わせた調味料」という意味があります。
どちらも「調味料」という共通点がありますが、「ポン酢」の原料に「酢」があることから、「酢」は「ポン酢」の構成要素の一つということができます。
このように、「ポン酢」と「酢」には大きな違いがあります。
「ポン酢」の例文
・ 『鍋を食べるとき、ポン酢は欠かせない』
・ 『庭になったミカンを使って、ポン酢を手作りする』
「酢」の例文
・ 『酢を飲むと、健康に良い効果があると言われている』
・ 『酢は酸っぱいので苦手だ』
まとめ
「ポン酢」と「酢」の違いについて見てきました。
2つの言葉には、共通の意味がある一方で、まるで違う意味があることが分かりました。
2つの言葉を混同せずに、使い分けてみてはいかがでしょうか。