この記事では、「白酢」と「穀物酢」の違いを分かりやすく説明していきます。
「白酢」とは?
「白酢」は「しらず」と読みます。
「白酢」は、「白のすりごまに、豆腐や砂糖、酢や塩を加えて、だし汁で伸ばしたもの」という意味があります。
野菜などの和え物に使います。
また「白酢」は「しろず」と読み、「白梅酢」を意味することがあります。
「白梅酢」は「梅の実を、赤紫蘇の葉を加えないで、塩漬けにした汁のこと」です。
「穀物酢」とは?
「穀物酢」は「こくもつす」と読みます。
「穀物酢」は、「穀物や穀物でんぷんを原料とした酢のこと」です。
醸造酢1リットルにつき、原料穀物を40グラム以上使用したものを意味します。
代表的な「穀物酢」に「米酢」があります。
「白酢」と「穀物酢」の違い
「白酢」と「穀物酢」の違いを、分かりやすく解説します。
「白酢」は、「白のすりごまに、豆腐や砂糖、酢や塩を加えて、だし汁で伸ばしたもの」という意味があり、「穀物酢」は、「穀物や穀物でんぷんを原料とした酢のこと」です。
どちらの言葉も「酢」を指す言葉という共通点があります。
「白酢」は、米で作られた酢を使っているため、「米酢」の一種であり、「穀物酢」の一種と言えます。
このように、「穀物酢」の中で、特別な作り方をされた酢のことを「白酢」と呼ぶという違いがあります。
「白酢」の例文
・ 『白酢は、和え物に使われることが多い酢だ』
・ 『白酢は、さっぱりとした味わいが印象的だ 5. 「穀物酢」の例文 ・ 『穀物酢は、一般的な酢だ』
・ 『穀物酢の中で、代表的で有名なのが米酢になる』
まとめ
「白酢」と「穀物酢」の違いについて見てきました。
2つの言葉には「酢」という共通の意味があり、「白酢」は「穀物酢」の一つと言えます。
しかし2つの言葉には大きな意味の違いがあるため、きちんと使い分けてみてはいかがでしょうか。