「禁止」と「停止」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「禁止」と「停止」の違いとは?言い換え

この記事では、「禁止」「停止」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「禁止」とは?

絶対にやってはいけないと強く命じることを「禁止」【きんし】といいます。

例えば、話を聞いている人の邪魔にならないように講義中は「私語禁止」と注意を促すのです。

また、地震が起きたときビルが倒壊しそうなほど危険な道路には「進入禁止」と看板を立てます。

このように、何らかの理由があるため無断で入ってはいけない、迷惑になるので絶対にやらないように注意するのです。

「停止」とは?

それまで動いていた車が、赤信号であるため止まることを「停止」【ていし】といいます。

また、機械に不具合が見られるときは「停止ボタン」を押して動きを止める行為を指すのです。

また、原因があって動いているものを故意に途中で止めるその行為を指します。

このような意味から、「心肺停止」の人に何らかの処置すれば息を吹き返す状態だと伝えるのです。

「禁止」と「停止」の違い

ここでは「禁止」「停止」の違いを、分かりやすく解説します。

通行したり、使用してはいけないと伝えるのが「禁止」です。

悪いことに巻き込まれてしまう危険性があるので、修学旅行では深夜に旅館を抜け出してはいけないと教師が学生にしっかり忠告して従わせます。

また、土砂崩れの危険性がある峠を走行するのは「禁止」と強く伝えて危険を回避してもらうのです。

もう一方の「停止」は一時的に動きを止めるという意味で使われています。

走行する電車が危険を察知したとき「緊急停止」すると使うこともある言葉です。

「禁止」の例文

・『象牙をとるため象を殺傷する行為は禁止する』
・『爆発物を扱う施設に許可なく入るのは禁止する』

「停止」の例文

・『踏み切りの前では必ず一時停止して安全確認する』
・『糸が詰まったので、取り除くため機械を停止した』

まとめ

「止」を使っていますが、「禁」「停」には違いがあります。

どういった意味があるか調べて、使いこなしてみるといいでしょう。