この記事では、「ゆず酢」と「ゆず果汁」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ゆず酢」とは?
高知県ではよく飲まれている「ゆず果汁」を「ゆず酢」【ゆずす】といいます。
水で薄めたりせず、100%柚子の搾った果汁を飲みやすい飲料にしたものです。
作り方は、柚子玉の果汁を集めるため丁寧に搾ります。
たっぷりのビタミンCが含まれていたり、水溶性植物繊維で腸内環境を整える働きをもたらすのです。
中には5倍に希釈している商品もあり水やお湯で割ったり、蜂蜜を入れて甘みとまろやかな口当たりの「ゆず酢」もあります。
「ゆず果汁」とは?
搾って汁を集めたのが「ゆず果汁」【ゆずかじゅう】です。
クエン酸をたっぷり含みますので、疲れたとき最適な飲み物になります。
また、胃液を正常な状態にする効果をもたらす汁になるのです。
酸味は刺激が少ないので酸っぱさを感じず、飲みやすいところが指示されています。
また、瓶の封を開けた後は2週間以内に飲み切るため冷蔵庫で冷やしておく果汁です。
この商品には薄めず、そのまま飲めるストレートはより柚子の旨みを楽しめます。
「ゆず酢」と「ゆず果汁」と違い
ここでは「ゆず酢」と「ゆず果汁」の違いを、分かりやすく解説します。
広い範囲で柚子を搾った汁を「ゆず果汁」といい、高知県内では「ゆず酢」といいます。
「ゆず酢」には添加物や甘味料を入れず、瀬戸内海の柚子を使った「ゆず酢」には酢も入っていません。
ただ、酢と同じようにクエン酸を含むのでご飯に混ぜて酢飯にしたり、ドレッシングとして使われています。
もう一方の「ゆず果汁」は蜂蜜や砂糖を入れて飲みやすい飲料にするのです。
最近はフランスでも料理やジュースに使うため店で販売しています。
まとめ
柚子を使っていますが、どういった使い方するか比較するとその違いが分かってきます。
どういった違いがあるか手に取ったり、販売する店の公式サイトで調べるのもいい学びとなるでしょう。