「豊洲」と「築地」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「豊洲」と「築地」の違いとは?二語の違い

この記事では、「豊洲」「築地」の違いを分かりやすく説明していきます。

「豊洲」とは?

豊洲とは東京都江東区にある地名で、卸売市場の豊洲市場があることでよく知られています。

関東大震災で発生した瓦礫を処理するために東京湾を埋め立てて作った土地でした。

豊かな土地になるようにという願いを込めて豊洲と名付けられたといいます。

工場が多い地域でしたが再開発が進み、タワーマンションが林立するエリアになりました。

鉄道の駅には、東京メトロ有楽町線の豊洲駅やゆりかもめの豊洲駅、新豊洲駅、市場前駅等があります。

「築地」とは?

築地とは東京都中央区にある地名で、2018年まで卸売市場の築地市場がありました。

現在は豊洲市場に移転したため現在は存在していません。

ただし、飲食店や海産物を扱うお店などが軒を連ねる築地場外市場は残っており、観光客も国内外から訪れています。

築地は江戸時代に起きた明暦の大火の後に埋め立てられた土地です。

築地という地名は、埋め立て地という意味になります。

また、明治時代には外国人居留地が置かれていました。

「豊洲」と「築地」の違い

豊洲は東京都江東区にある地名で、築地は東京都中央区にある地名です。

現在卸売市場が置かれているのが豊洲で、豊洲に移転する前に卸売市場が置かれていたのが築地になります。

施設が老朽化したことなどもあり、豊洲へ移転することになったのです。

築地には現在も築地場外市場がありますが、卸売市場とは異なります。

商店街のような場所で、飲食店や小売店が多数存在しています。

豊洲にある豊洲市場は卸売市場なので、流通の拠点です。

それから豊洲はオフィス等も多く、ビジネスパーソンも多い地域になります。

まとめ

2018年まで卸売市場が置かれていたのが築地で、築地から移転して卸売市場が現在置かれているのが豊洲です。

築地は東京都中央区にありますが、豊洲は東京都江東区にあります。