この記事では、「ボラ」と「スズキ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ボラ」とは?
「ボラ」は、「鯔」と漢字表記します。
「スズキ目ボラ科の海水魚のこと」という意味があります。
「ボラ」の体は、円筒形でやや側扁していて、背面は灰青色をしており、腹面は銀白色をしています。
「ボラ」は、出世魚の一つで、最も小さいものを「ハク」、10cmほどのものを「オボコ」や「スバシリ」、また20cmくらいのものを「イナ」、40cm程度のものを「ボラ」と呼びます。
さらに大きなものを「トド」と呼びます。
「スズキ」とは?
「スズキ」は「鱸」と漢字表記します。
「スズキ」は、「スズキ目スズキ科の海水魚のこと」という意味があります。
「スズキ」の、全長は約90cmで、体は細長く側扁していて、背側は灰青色、腹側は銀白色をしています。
「スズキ」は、出世魚の一つで、小さなものから順に「セイゴ」、「フッコ」、「スズキ」と呼び名が変わっていきます。
「ボラ」と「スズキ」の違い
「ボラ」と「スズキ」の違いを、分かりやすく解説します。
「ボラ」は、「スズキ目ボラ科の海水魚のこと」という意味があります。
一方の「スズキ」は、「スズキ目スズキ科の海水魚のこと」という意味があります。
「ボラ」と「スズキ」のどちらも、「スズキ目の海水魚」であり、「出世魚」という共通点があります。
しかし「ボラ」は、ボラ科の魚で、スズキはスズキ科の魚という違いがあります。
また、「ボラ」は、「ハク」、「オボコ」、「スバシリ」、「イナ」、「ボラ」、「トド」と呼び名が変化するのに対して、「スズキ」は、「セイゴ」、「フッコ」、「スズキ」と呼び名が変化するという大きな違いがあります。
まとめ
「ボラ」と「スズキ」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の違いを知ることで、魚屋さんなどで混同せずに、欲しい魚を買い分けることができるのではないでしょうか。
