この記事では、「ホール」と「アリーナ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ホール」とは?
「ホール」は“hall”と英語表記します。
「ホール」は「洋風建築物の入り口の広間のこと」という意味があります。
西洋風の建物の入り口の広場を、「玄関ホール」などという言葉で表現しています。
また「ホール」には、「演劇や音楽会などの催しや、集会などを行う、広い場所のこと」という意味があります。
例えば、アーティストがコンサートをするための、広い場所は「コンサートホール」と呼ばれます。
「アリーナ」とは?
「アリーナ」は“arena”と英語表記します。
「アリーナ」という言葉には「古代ローマの円形闘技場」という語源があります。
「アリーナ」は、「室内競技場のこと、また円形劇場のこと」という意味があります。
例えば、陸上競技などが行われる室内競技場のことを、「アリーナ」と呼ぶことがあります。
また「アリーナ」には、「野球場や、体育館などを使う興行において、本来の観客席とは別に、グラウンド内に特設された席のこと」という意味があります。
例えば、野球場のグラウンド部分に座席を設置して「アリーナ席」として販売することがあります。
「ホール」と「アリーナ」の違い
「ホール」と「アリーナ」の違いを、分かりやすく解説します。
「ホール」には、「演劇や音楽会などの催しや、集会などを行う、広い場所のこと」という意味があります。
一方で「アリーナ」は、「室内競技場のこと、また円形劇場のこと」という意味があります。
どちらも、コンサート会場などになる場所という共通点があります。
しかし、「ホール」よりも「アリーナ」の方が規模が大きいという違いがあります。
また、「ホール」は、観客席から見てステージが前にあるのに対して、「アリーナ」は、観客席の中心に、ステージがあるという違いがあります。
「ホール」の例文
・ 『ダンスホールで、社交ダンスを踊る』
・ 『立派な玄関ホールを見て、住めそうだと思う』
「アリーナ」の例文
・ 『アリーナ席に座り、ライブを間近で楽しむ』
・ 『アリーナで、バスケットボールの試合をする』
まとめ
「ホール」と「アリーナ」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。