この記事では、「レーダー」と「レーザー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「レーダー」とは?
「レーダー」は“radar”と英語表記します。
「レーダー」は、「電波、特にマイクロ波を発射して目標物に当てて、その反射波を受信して、方向や位置を測定する装置のこと」という意味があります。
船舶や航空機の航法や気象観測などに用います。
どこに何があるのか、視界が効かないような場所で、電波を目標物に当てることで、目標物の位置を測定するような探知機は、「レーダー探知機」と呼ばれています。
他にも、「レーダー」によって、投球されたボールや、草稿中の自動車の速度を測ることができる、銃の形態をした器具は、「レーダーガン」と呼ばれます。
「レーザー」とは?
「レーザー」は“laser”と英語表記します。
「レーザー」は「誘導放出によって光を増幅、発振する装置のこと、また、その増幅された光のこと」という意味があります。
「レーザー」は、ほとんど散乱しないためエネルギーが高く、単色光で位相のそろった指向性の鋭い平行光線が得られます。
そのため「レーザー」は、光ディスクや通信、精密工作、医療、物性研究などに広く利用されています。
「レーダー」と「レーザー」の違い
「レーダー」と「レーザー」の違いを、分かりやすく解説します。
「レーダー」は、「電波、特にマイクロ波を発射して目標物に当てて、その反射波を受信して、方向や位置を測定する装置のこと」という意味があります。
一方で、「レーザー」は「誘導放出によって光を増幅、発振する装置のこと、また、その増幅された光のこと」という意味があります。
このように、「レーダー」は、「測定する装置」なのに対して、「レーザー」は「光を大きくする装置や、その光のこと」という意味の違いがあります。
まとめ
「レーダー」と「レーザー」の違いについて見てきました。
2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。
