この記事では、「個人病院」と「クリニック」の違いを分かりやすく説明していきます。
「個人病院」とは?
「個人病院」は「こじんびょういん」と読みます。
「個人病院」は、「病院長個人が診療と経営の責任者となり、20床以上のベッドがある医療機関のこと」という意味があります。
医療法において、入院用のベッド数が20以上の場合を「病院」と呼び、さらに、施設のオーナーが、院長やその親族などである場合、「個人病院」と呼びます。
「クリニック」とは?
「クリニック」は“clinic”と英語表記します。
「クリニック」は「診療所のこと」という意味があります。
また「クリニック」には「臨床談義のこと」という意味があります。
「クリニック」は、「医師や歯科医師が診察や治療を行う施設のうち、病院より規模の小さいもののこと」という意味があります。
大病院では、専門的な治療を行い、外来患者と入院患者の両方を受け持つのに対して、「クリニック」では、外来患者を受け持ち、その地域の住民の健康を保つための役割を果たしています。
「個人病院」と「クリニック」の違い
「個人病院」と「クリニック」の違いを、分かりやすく解説します。
「個人病院」は、「病院長個人が診療と経営の責任者となり、20床以上のベッドがある医療機関のこと」という意味があります。
一方で「クリニック」は、「医師や歯科医師が診察や治療を行う施設のうち、病院より規模の小さいもののこと」という意味があります。
このように、どちらも医療施設を意味する言葉ですが、「個人病院」はベッド数が20以上あるのに対して、「クリニック」は19以下だという大きな違いがあります。
「個人病院」の例文
・ 『個人病院は、院長さんの目が行き届いている』
・ 『来週個人病院に、入院することになった』
「クリニック」の例文
・ 『クリニックで診察を受けて、風邪だと診断された』
・ 『近所のクリニックで、インフルエンザ予防接種を受けた』
まとめ
「個人病院」と「クリニック」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。
