この記事では、「ローマ字」と「アルファベット」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ローマ字」とは?
「ローマ字」は、古代ローマ人がラテン語を表記するのに用いた表音文字です。
「ローマ字」は、古代ローマ人以降も使用されていて、ヨーロッパを中心に多くの国語を表記するのに用いられています。
日本でも、「ローマ字綴り」を習い、「英語」よりも読み方などが浸透している傾向があります。
「アルファベット」とは?
「アルファベット」は“alphabet”と英語表記します。
「アルファベット」の語源は、ギリシャ文字のα(アルファ)、β(ベータ)です。
「アルファベット」は字母表のことで、特にローマ字の字母表のことです。
この「字母表」は「一つの言語に用いられる字母のすべてを、一定の順序に配列した表のこと」です。
「ローマ字」と「アルファベット」の違い
「ローマ字」と「アルファベット」の違いを、分かりやすく解説します。
「ローマ字」は、古代ローマ人がラテン語を表記するのに用いた表音文字のことです。
一方で、アルファベット」は「字母表のことで、特にローマ字の字母表のことです。
このように、「ローマ字」は、古代ローマ人がラテン語表記のために作った文字のことを意味するのに対して、「アルファベット」は、「ローマ字」も含む、「字母表のこと」という違いがあります。
「ローマ字」の例文
・ 『ローマ字と、英語表記の違いに戸惑う』
・ 『ローマ字で、自分の名前を書く』
「アルファベット」の例文
・ 『アルファベットを、全て暗記する』
・ 『基本的にアルファベットだけで、英語ができている』
まとめ
「ローマ字」と「アルファベット」の違いについて見てきました。
2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。
