この記事では、「土佐犬」と「日本犬」の違いを分かりやすく説明していきます。
「土佐犬」とは?
「土佐犬」は「とさいぬ」と読みます。
「土佐犬」は、「日本の犬の品種の一つで、高知地方にいるものこと」という意味があります。
中型犬で、毛色はごまや赤色をしています。
もともと、猪の狩りに用いられていました。
「四国犬」と呼ばれることもあります。
また「土佐犬」は「土佐闘犬」を意味することもあります。
「土佐闘犬」は「犬の一品種で、明治の初期に、在来の土佐犬に、洋犬であるマスチフやブルドッグなどを交配し、改良して闘犬用にされたもの」という意味があります。
「日本犬」とは?
「日本犬」は「にほんけん」と読みます。
「日本犬」は、「日本で古くから飼われてきた犬のこと」という意味があります。
口先がとがっていて、また耳はとがって直立しており、尾は上に巻き上がっているという、外見の特徴があります。
主に猟犬として改良されたもので、大型犬である「秋田犬」や、中型狗の「紀州犬」さらに、小型犬の「柴犬」などがいます。
現在は愛玩犬として愛されているものが多くなっています。
「土佐犬」と「日本犬」の違い
「土佐犬」と「日本犬」の違いを、分かりやすく解説します。
「土佐犬」は、「日本の犬の品種の一つで、高知地方にいるものこと」という意味があります。
一方の「日本犬」は、「日本で古くから飼われてきた犬のこと」という意味があります。
どちらも「日本の犬」という共通点があります。
しかし、「土佐犬」は「高知にいる犬」を意味するのに対して、「日本犬」は、「日本古来の犬全般」を意味するという大きな違いがあります。
「土佐犬」の例文
・ 『土佐犬を改良して、闘犬になった』
・ 『土佐犬は、狩りに向いた犬だ』
「日本犬」の例文
・ 『日本犬の中でも、柴犬が好きだ』
・ 『広い庭を持って、日本犬を飼うのが夢だ』
まとめ
「土佐犬」と「日本犬」の違いについて見てきました。
2つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。