この記事では、「角」と「頂点」の違いを分かりやすく説明していきます。
「角」とは?
「角」は「かど」と読みます。
「角」は、「物のはしのとがって突き出た部分のこと」という意味があります。
例えば、机のはしの、とがった部分を「机の角」と表現します。
また「角」には、「物の隅」という意味があります。
例えば、ページの隅を折り、マーキングするようなとき、「ページの角を折る」という文章にできます。
さらに、「角」には「道の曲がり目のところ」という意味があります。
例えば、直線道路が、左右の道路に折れるようなところにある店は、「角の店」と言うことができます。
「頂点」とは?
「頂点」は「ちょうてん」と読みます。
「頂点」は、「いちばん高い所のこと」という意味があります。
「いただき」と言う場合もあり、「山の頂点」、「山のいただき」などと表現します。
また「頂点」には「その世界で最高の地位」という意味があり、「業界の頂点」などと呼ばれます。
さらに「頂点」には、「角をつくる二直線の交点や、多面体の三つ以上の面の交わる点のこと」という意味があります。
「角」と「頂点」の違い
「角」と「頂点」の違いを、分かりやすく解説します。
「角」は、「物のはしのとがって突き出た部分のこと」という意味があります。
一方の「頂点」には、「角をつくる二直線の交点や、多面体の三つ以上の面の交わる点のこと」という意味があります。
このように、「角」をつくる交点のことを、「頂点」と呼ぶというように、ほとんど同じ意味を持つ言葉となります。
しかし、「角」には「物のはしのとがって突き出た部分のこと」という意味があり、「頂点」には、「いちばん高い所のこと」という意味があるなど、まるで違う意味もあります。
「角」の例文
・ 『柱の角に、足の小指をぶつけてしまう』
・ 『角にある銀行でお金をおろす』
「頂点」の例文
・ 『エベレストの頂点に立つ』
・ 『芸能界の頂点で、引退を決める』
まとめ
「角」と「頂点」の違いについて見てきました。
2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。
