この記事では、「聖母マリア」と「マグダラのマリア」の違いを分かりやすく説明していきます。
「聖母マリア」とは?
「聖母マリア」は「せいぼまりあ」と読みます。
「聖母マリア」は、「新約聖書に登場するイエスキリストの母親のこと」という意味があります。
「聖母マリア」は、キリストの母であり、ナザレのヨセフの妻を指します。
カトリックでは、最上位の聖人聖女のうちの一人として扱われます。
「聖母マリア」のエピソードは、ひとつの本やストーリーにまとまっておらず、主に新約聖書の4つの福音書に散りばめられています。
「マグダラのマリア」とは?
「マグダラのマリア」は「新約聖書中の福音書に登場する、イエスに従った女性でのこと」という意味があります。
正教会、カトリック教会、聖公会において、成人とされています。
福音書の中で、「マグダラのマリア」は、イエス・キリストが十字架にかけられるのを見守った人物であり、イエスが埋葬されるのを見た、重要な人物と言われています。
一方で、西方教会においては、罪深い女性とされるなど、宗派によって扱いに違いがあります。
「聖母マリア」と「マグダラのマリア」の違い
「聖母マリア」と「マグダラのマリア」の違いを、分かりやすく解説します。
「聖母マリア」は、「新約聖書に登場するイエスキリストの母親のこと」という意味があります。
一方で「マグダラのマリア」は「新約聖書中の福音書に登場する、イエスに従った女性でのこと」という意味があります。
このように、どちらも、新約聖書に登場する「マリア」と名のつく女性という共通点があります。
しかし、「聖母マリア」は、キリストの母であり、「マグダラのマリア」はイエスに従った女性を意味するという違いがあります。
まとめ
「聖母マリア」と「マグダラのマリア」の違いについて見てきました。
2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。