この記事では、「診療所」と「クリニック」の違いを分かりやすく説明していきます。
「診療所」とは?
「診療所」は「しんりょうじょ」と読みます。
「診療所」は、「医師や歯科医師が診察や治療を行う施設のうち、病院より規模の小さいもののこと」という意味があります。
医療法では、入院用ベッド数19以下のものを、「病院」ではなく「診療所」と呼びます。
「診療所」は、一般には「医院」と称することが多くなっています。
「クリニック」とは?
「クリニック」は“clinic”と英語表記します。
「クリニック」は「診療所のこと」という意味があります。
また「クリニック」には「臨床談義のこと」という意味があります。
「クリニック」は、「診療所」を意味し、主に外来患者を診察する場となっています。
大病院では、専門的な治療を行い、外来患者と入院患者の両方を受け持つのに対して、「クリニック」では、外来患者を受け持ち、その地域の住民の健康を保つための役割を果たしています。
「診療所」と「クリニック」の違い
「診療所」と「クリニック」の違いを、分かりやすく解説します。
「診療所」は、「医師や歯科医師が診察や治療を行う施設のうち、病院より規模の小さいもののこと」という意味があります。
一方「クリニック」は、「診療所のこと」という意味があります。
このように「診療所」と「クリニック」は同じ意味を持つ言葉となり、同義語と言えます。
「診療所」の例文
・ 『島に診療所ができて、船で本土に行かずに済む』
・ 『診療所で、看護師として働く』
「クリニック」の例文
・ 『クリニックに行き、持病の薬を出してもらう』
・ 『クリニックの待合室には、地元の高齢者が溢れている』
まとめ
「診療所」と「クリニック」の違いについて見てきました。
2つの言葉には同じ意味があることが分かりました。
「診療所」と「クリニック」を見たとき、どちらも同じ規模の医療施設だと認識できるようになるのではないでしょうか。