この記事では、「お面」と「仮面」の違いを分かりやすく説明していきます。
「お面」とは?
「お面」は「おめん」と読みます。
「お面」は、「顔につけるかぶりもののこと」です。
「お面」の多くは、人物や動物などの顔をかたどったもので、神楽や舞楽、能や狂言、子供のおもちゃなどに使われています。
例えば、お祭りの屋台では、動物の顔、人気アニメのキャラクターの顔をかたどったかぶりものが売られています。
このような場合、「お祭りの屋台で、お面が売られている」という文章にできます。
「仮面」とは?
「仮面」は「かめん」と読みます。
「仮面」は、「人間、動物などの顔をかたどって素顔にかぶるもの」です。
また、「仮面」には、「本心や素性を隠すもの」です。
例えば、真面目そうにしている人が、実は面白い人で、面白い一面を引き出したいと感じる場合、「真面目な振りをした人の、仮面をはぐ」などという文章にできます。
「お面」と「仮面」の違い
「お面」と「仮面」の違いを、分かりやすく解説します。
「お面」は、「顔につけるかぶりもののこと」です。
一方で「仮面」は、「人間、動物などの顔をかたどって素顔にかぶるもの」です。
この場合「お面」と「仮面」は、同じ意味を持つ言葉と言うことができます。
しかし、「仮面」には、「本心や素性を隠すもの」です。
「お面」には、このような意味がないという、大きな違いがあります。
「お面」の例文
・ 『お祭りで、お面を買う』
・ 『能のお面は、とても良くできている』
「仮面」の例文
・ 『仮面舞踏会に参加する』
・ 『彼女の仮面をはぎ、真実の姿を知りたい』
まとめ
「お面」と「仮面」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。