この記事では、「アブラナ」と「ツツジ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「アブラナ」とは?
「アブラナ」は「」と読みます。
「アブラナ」は「アブラナ科の越年草のこと」です。
「アブラナ」は、高さ約1mほどで、葉は裏面が白みを帯びます。
春になると花びら4枚が十字形に並ぶ、黄色の花が咲き、春を告げる印象を与えます。
実は細長いさや状になっていて、中に小粒の種子があり、これから菜種油をとります。
中国から渡来し、日本でも古くから栽培されました。
しかし、現在、採油用に栽培されるのは「セイヨウアブラナ」という品種で、古来のものとは別となります。
「ツツジ」とは?
「ツツジ」は「躑躅」と漢字表記します。
「ツツジ」は「ツツジ科ツツジ属の植物の総称のこと」です。
常緑または落葉性の低木で、街中などによく植えられています。
春から夏にかけて、白や紅、紫色などの漏斗形をしていて、先の5に分かれている花が咲きます。
園芸種も多くそろっていて、「ヤマツツ」「サツキ」、また「レンゲツツジ」などがあります。
「ツツジ科」の双子葉植物は約4100種あり、世界のさまざまなエリアで花を咲かせています。
「アブラナ」と「ツツジ」の違い
「アブラナ」と「ツツジ」の違いを、分かりやすく解説します。
「アブラナ」は「アブラナ科の越年草のこと」です。
「ツツジ」は「ツツジ科ツツジ属の植物の総称のこと」です。
「アブラナ」と「ツツジ」は、街中でよく見かける草花という共通点がありますが、「アブラナ」は「アブラナ科の植物」であり、「ツツジ」は「ツツジ科の植物」という大きな違いがあります。
また、「アブラナ」は食用にされるのに対して、「ツツジ」は主に観賞用という違いもあります。
まとめ
「アブラナ」と「ツツジ」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。