この記事では、「カロリー」と「栄養」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カロリー」とは?
「カロリー」は“calorie”と英語表記します。
「カロリー」は、「熱量の単位のこと」です。
「1カロリー」は、純粋の水1グラムの温度を1気圧のもとで、セ氏14.5度から1度だけ上げるのに必要な熱量のことで、4.1855ジュールを意味します。
また、「カロリー」は、「栄養学で、摂取した食べ物を消費する際の熱量のこと」です。
マヨネーズなどの資質たっぷりの食品は、消費する際の熱量が多く、「カロリーが高い」などと表現できます。
「栄養」とは?
「栄養」は「えいよう」と読みます。
「栄養」は、「生物体が体外から物質を取り入れ、成長や活動に役立たせること」です。
無機物のみを取り入れる独立栄養と、有機物も取り入れる従属栄養に分けることができます。
また「栄養」は、「栄養となる個々の物質のこと」です。
「カロリー」と「栄養」の違い
「カロリー」と「栄養」の違いを、分かりやすく解説します。
「カロリー」は、「栄養学で、摂取した食べ物を消費する際の熱量のこと」です。
一方で、「栄養」は、「栄養となる個々の物質のこと」です。
「カロリー」も「熱量」も、食べ物に関する言葉という共通点があります。
しかし、「カロリー」は「熱量」を意味するのに対して、「栄養」は、栄養素などの「物質」を意味するという違いがあります。
「カロリー」の例文
・ 『カロリーを取りすぎて、太ってしまう』
・ 『運動をすると、たくさんカロリーを消費する』
「栄養」の例文
・ 『健康のために、栄養の勉強を始める』
・ 『食事の時は、栄養を意識する』
まとめ
「カロリー」と「栄養」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。