「チェスト」と「キャビネット」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「チェスト」と「キャビネット」の違いとは?二語の違い

この記事では、「チェスト」「キャビネット」の違いを分かりやすく説明していきます。

「チェスト」とは?

チェストとは、引き出し式の収納家具のことをいいます。

英語の“chest”が語源で、“chest”は元々はヨーロッパで使われていた蓋つきの木箱を指す言葉でした。

貴重品や衣類などをしまっておくもので、宝箱もチェストの一種です。

また、英語では引き出し式の収納家具のことをchest of drawers(チェスト・オブ・ドロワーズ)と呼ぶのですが、それを省略して日本では引き出し式の収納家具をチェストと呼ぶようになりました。

箪笥(タンス)とほぼ同じものですが、和風のものを箪笥と呼び洋風のものをチェストと呼んで区別したりもします。

「キャビネット」とは?

キャビネットとは、箱型の収納家具の総称です。

扉のないオープンタイプのキャビネットもありますし、扉が付いているものもあります。

オープンタイプは収納している物を取り出しやすいですが、埃がつきやすかったり地震の際などに物が飛び出してしまったりします。

扉付きのキャビネットには、両開きのものと引き戸式のものがあります。

両開きは扉を開けるスペースが必要ですが、中の物を整理しやすいです。

引き戸式は扉を開けるスペースが必要ありません。

ただし、真ん中に近い部分の物は取り出しづらいです。

それから引き出し式のキャビネット等もあり、チェストと呼ばれたりもします。

食器を収納するためのカップボードもキャビネットの一種になります。

「チェスト」と「キャビネット」の違い

チェストは引き出し式の収納家具で、キャビネットは箱型の収納家具をいいます。

キャビネットには様々な種類があり、チェストもキャビネットの一種になります。

キャビネットには、チェスト以外にも様々な種類の収納家具があります。

まとめ

チェストは引き出し式の収納家具で、キャビネットは箱型の収納家具です。

チェストはキャビネットの一種になります。