「キレる」と「怒る」の違いとは?分かりやすく解釈

「キレる」と「怒る」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「キレる」「怒る」の違いを分かりやすく説明していきます。

「キレる」とは?

「キレる」とは?

「キレる」とは、尋常ではなく怒った様子を指して用いられる言葉です。

いわゆる若者言葉の1つで、「あいつは何かがあるとすぐにキレるから、とても付き合いにくい」などと使われる言葉です。

とても「怒る」ことは、「激怒(する)」と表現されますが、「キレる」は、それにとても近いと考えて構わず、我慢の限界を超えたという意味が含まれていると考えていいでしょう。

「怒る」とは?

「怒る」とは?

「怒る」は、腹を立てることです。

感情が昂ぶった為にそうなる様子の表現になり、程度はその人や場合によって様々で、一見ではそうだと(その人がその状態になっていると)は分からないこともあります。

酷くそのような状態だという場合に、先の「キレる」と使われることになり、「堪忍袋の緒が切れる」(我慢の限界を超えることの表現です)という解釈から、そのように使われるようになった言葉です。

「キレる」と「怒る」の違い

「キレる」と「怒る」の違い

「キレる」「怒る」の違いを、分かりやすく解説します。

「キレる」は、若者言葉として使われており、先のような解釈から生まれたものですが、現在の広辞苑にも載っている言葉です。

それだけの「怒り具合」だという意味の表現になり、主に突発的にすごく怒り出したような場合に、「突然キレ出した」などと用いられます。

「怒る」は、腹を立てることですが、その程度は様々で、それほどではないという場合も含みます。

「とても怒っている」と、前述した「激怒」と表現したり、「キレる」と使われることになり、腹が立っているものの、そこまではいかない状態が「怒る」と表われると考えていいでしょう。

まとめ

まとめ

「キレる」「怒る」は、このように違います。

「怒る」と表現される感情を通り越した時に、「キレる」と使われるという関係になります。

それも、突発的にそうなった場合によく合う表現です。