この「敷布団」と「マットレス」は全くの別物ですが、ベッドの場合には少し解釈が異なります。
「敷布団」とは?
「敷布団」とは、布団を敷く際に下になる布団のことです。
この上に体が乗り、上に「上掛け布団」を掛けて寝ることになります。
ベッドの場合には使われることはなく、使う布団は上掛け布団だけになる為、ベッドでしか寝たことがないという人にはあまり馴染みがないかも知れません。
尚、体重が乗る為に使用しているうちにどんどん痛んでくるもので、ある程度痛んでしまった場合には布団専門店などで「打ち直し」をしてもらうと元に近い状態に戻してもらうことができます。
「マットレス」とは?
この「マットレス」は使わずに、先の「敷布団」と「掛け布団」だけで寝ることも多いですが、これを敷布団の下に敷くことで、寝た時に敷布団にはない弾力が出せます。
見た目は敷布団のようですが、こちらには中に綿ではなくスポンジが入っている為、それによって弾力が出て、寝る際に体が楽になるというメリットがあります。
ベッドでは、このマットレスが敷布団の代わりになっており、ベッド専用のものが使われています。
敷布団の下に敷くものにはそこまで厚さがない為、2つ折りや3つ折りにして収納しておけるようになっています。
「敷布団」と「マットレス」の違い
「敷布団」は体の下に敷く布団ですが、「マットレス」に直に体を乗せることはまずなく、その上に敷布団が必要になります。
ベッドの場合はその限りではなく、マットレスが敷布団を兼ねています。
その上にベッドパッドを敷く場合、それが(ベッドではない場合の)敷布団代わりだと考えていいでしょう。
尚、マットレスは布団用、ベッド用のどちらとも基本的に「打ち直し」を行うことはできず、痛んできた時には交換するしかありません。
まとめ
「マットレス」には、弾力が強いものや弱いものといった色々なタイプがあり、それによって「敷布団」は一緒でも大分感覚が変わってきます。
ベッド用のものの場合には、特にその傾向が顕著です(その上に直に寝たり、薄いパッド程度しか敷かない為です)。