この記事では、「お知らせ」と「通知」の違いを分かりやすく説明していきます。
「お知らせ」とは?
「お知らせ」とは、何かを伝えることの表現になります。
「ちょっとしたお知らせがある」と言われた時には、大したものではないものの、伝えたいことがあると表現しています。
ただし、少々くだけた表現になる為、目上の人や上司には使わない言葉で、その場合には、「ご連絡」とした方がいいでしょう。
「お知らせ」は、この「連絡」とも言い換えられます。
「通知」とは?
「通知」とは、その内容を伝える為の知らせとなる言葉です。
ネットに接続してパソコンを使用していると、各種の「アップデート通知」が来ることがありますが、これは、利用中のOSやアプリケーションソフト類の新しいバージョン、または不具合などの修正があるという知らせです。
「そのように通知された」という使い方は、そういった内容を伝えられたと言い換えることができ、「何か通知があるらしい」のように聞いた時には、その後に何が伝えられると分かります。
「お知らせ」と「通知」の違い
「お知らせ」と「通知」の違いを、分かりやすく解説します。
「お知らせ」は、何かを伝えることで、基本的には「通知」と一緒ですが、前述のように、「お知らせ」とした方がくだけた表現になるという違いがあります。
「通知」は、「通知する」、「通知があった」のような使い方になる言葉で、主に上の立場になる人からの連絡事項に対して使われると考えていいでしょう(パソコンなどのものは除きます)。
「お知らせ」は、「連絡」とも表現できます。
先のように、目上の人や上司に使うには向いていない表現ですが、そのような人も含めて一斉に何かを伝えるような時には、「○○のお知らせ」といった形で用いることがあります。
まとめ
「お知らせ」と「通知」は、このように違います。
どちらも基本的に、同等か下になる立場の人に対して使われる表現となっています。