「行事」と「イベント」の違いとは?分かりやすく解釈

「行事」と「イベント」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「行事」「イベント」の違いを分かりやすく説明していきます。

「行事」とは?

「行事」とは?

「行事」とは、主に人を集めて行われる催し物のことです。

毎年開催される各地の「花火大会」や、青森の「ねぶた祭り」のような地方独特の催しなど、決まった日程で行われるものがこのように表現されます。

よって、その前からいつそれが行われる(行われた)のかが分かる為、「来月のあの行事には参加したい」といったような使われ方から、「去年に似たような行事があった気がする」などと使われることが多い言葉です。

「イベント」とは?

「イベント」とは?

「イベント」とは、催し物という意味になる言葉で、先の「行事」と表してもそのまま意味が通る場合も多いです。

こちらの場合、ちょっとしたものや、突然行われるものにも使える為、「行事」より意味が広いと考えていいでしょう。

その為、先に挙げた「花火大会」などは、この「イベント」と表現しても間違いではありません。

そういった日程が決まっているもの以外に、「急遽決まったイベントが始まるようだ」といったような使い方もできる言葉で、特に若者は、「行事」よりもこちらの言葉を好んで使っている傾向があります。

「行事」と「イベント」の違い

「行事」と「イベント」の違い

「行事」「イベント」の違いを、分かりやすく解説します。

「行事」は、毎年、または毎月などの定期的に行われている催し物のことで、数年に一度といったものでも構いませんが、きちんと先に日程が発表された上での開催になります。

「イベント」は、「行事」の表す意味も含まれている言葉になり、突発的なそれに対しても用いることができる表現です。

また、ちょっとしたものは、日程が決まっていてもこちらと使う方が適しており、「明日ちょっとしたイベントがある」のような使い方をよく見聞きします。

まとめ

まとめ

「行事」「イベント」は、このような違いになります。

「行事」は、「イベント」でカバーできてしまいますが、季節に応じた風流なそれや、昔からの伝統のあるものには、「行事」と使う方が向いています。