「汚職」と「腐敗」の違いとは?分かりやすく解釈

「汚職」と「腐敗」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「汚職」「腐敗」の違いを分かりやすく説明していきます。

「汚職」とは?

「汚職」とは?

「汚職」は、自分の職業の立場を悪用して利益を得ることです。

なお、利益を得る方法は賄賂の他、自分の職業の立場を利用して金品を要求するという悪質な脅しなどがあります。

「腐敗」とは?

「腐敗」とは?

「腐敗」は、組織であれば組織そのものが、変質し、もはや組織として機能していないことです。

例えば、組織が開発事業を執り行っていた場合、開発事業を取りやめて全然関係ないことを行い収益を得ていることを「腐敗」と呼びます。

ですが、このケースでは、開発事業という組織のまま全然関係ないことで収益を得ていることが問題で、一度組織を解体して今やっている開発事業と関係ないお仕事を本業にした場合、「腐敗」という表現ではなくなります。

「汚職」と「腐敗」の違い

「汚職」と「腐敗」の違い

「汚職」「腐敗」の違いは、職権乱用に当たる行為を行っているか、会社の組織自体が腐りきって別の組織に変質しているかです。

「汚職」は、いわば職権乱用で自分の利益を優先しますが、「腐敗」は自分の利益は関係なく、組織ぐるみで利益などを追究したり、本質そのものを変化させます。

「汚職」の例文

「汚職」の例文

・『政治家の汚職を摘発する』
この例は、政治家が自分の立場を利用して利益を得たという事実から対象となる政治家の実名を公開したという例です。

「汚職」が自分の地位を利用しての利益を得ることで、摘発が実名の好評を意味します。

「腐敗」の例文

「腐敗」の例文

・『腐敗した政治に終止符を打つ』
この例は、もはや政治に形がなく別の物へと変貌した政治体系を終わらせるという意味です。

要は、政権交代のことを意味し、事実上のトップを変更することを意味します。

なお、政治で言う「腐敗」とは政治体制が別の物へと変質していることで元々の政治体系と異なる者へと置き換わっていることです。

その為、例えば、政治基盤が民主主義であるはずにも拘らず、共産主義になっているなど根幹が変質していることをこの例は指しています。

まとめ

まとめ

「汚職」「腐敗」の違いは、利益を得るものが異なります。

「汚職」は、「汚職」で得る利益を得るものは「汚職」に手を染めて人物ですが、「腐敗」の場合、組織そのものが利益を得ると言ってもよく、人数は組織に与する人物全員が共犯者といえます。

無論、「腐敗」はそれを知っていて見過ごしているケースも同罪であるとみるのですが、問題は、それを同罪だとした場合、そこでしか働くことができない人物に罪を着せるのは酷であるという例です。

その為、「腐敗」は事実上ではその組織で働くものすべてが罪人ですが、首謀者を切り分けて組織を私物化している物のみを処罰するというのが望ましい方法になります。

そうしないと、後から組織に与してから組織が別の物へと置き換わっている「腐敗」の状態にあると認識していない人物がいた場合、その人物にも責任があるとするのは酷であるためです。